ブログ・アフィリエイト初心者を対象に、ブログで稼ぎたいのか稼ぎたいからブログなのか、認識をはっきりしてもらうための解説記事です。
執筆者の「まさはる」が実際の経験に基づいて内容を検討し執筆掲載しています。
ブログで稼ぐ・収入を得られる魅力
ブログで稼ぐことを意識している人って意外と多いです。
twitter、Facebook、InstagramといったSNSをみんながやりだした頃、個人ブログは廃れてしまうかも、と思ったこともありましたが、棲み分けがされている印象です。
- 今感じたことを共有するSNS
- 自分考えを整理して情報発信するブログ
既存のメディアに例えるなら、
- SNSがワイドショー
- ブログが週刊誌
みたいな感じでしょうか。
そんなブログをやる人が多い理由は、比較的に簡単に環境を用意できることもありますが、広告を入れることで収入を得られるというのも大きいです。
ブログをやる人の2つの考え方
早速本題に入ります。
ブログに広告を入れるという前提で、ブログへの取り組む姿勢は2通りに分かれます。
- ブログをやって稼ぎたい
- 稼ぎたいからブログをやる
結果として両方ブログをやるわけで同じように見えるかもしれません。
根本的に違うところが「目的」です。
端的に言えば、
「ブログをやることで副収入が得られるといいな〜」
と
「稼ぐためにより良い方法があればブログ以外でもいい」
という違いです。
純粋にブログで情報発信したい!という個人ってそれほど多くないです。
個人事業主やアーティストなら自分の事業や作品を世に広めたいという動機はあります。
ただ、日々感じたことなどを発信するという本来の日記的なブログの役割は、それこそTwitterなどのSNSが担っている状況です。
今の個人ブロガーは、それなりに整理された記事を発信して広告収入を得ようと考えている人が大半です。
だから、広告収入を狙っているのが前提で、
- ブログをやって稼ぎたい
- 稼ぎたいからブログをやる
の2通りになるわけです。
ブログで稼ぎたいというのはまちがい?
- ブログは簡単に始められるらしい
- ブログには広告が入れられて広告収入が入るらしい
こういった情報を目にしてブログをみなさん始められます。
別にこれは間違っているところは一つもないです。
ただ一点。
あなたは「ブログ記事が書きたい」のか「お金を稼ぎたい」のか。
この大事なポイントがぼんやりしてきてしまう人がとても多いんです。
ブログを立ち上げると、テーマはどうする?集客は?と考えることは結構多いです。
そうこうしていると、今度はクリック課金型広告のアドセンスの審査です。
これにつまづく人が多いです。
なんとなく記事を量産して、アドセンス広告で報酬を得る。
それがブログで収入を得るたった一つの方法のように感じて、思考停止状態の記事作成マシーンのようになってしまう人が多いこと。多いこと。
気が張っている時はいいですが、そのうち糸が切れたように気が抜けてブログを止めてしまう。
これは、本来の目的が「お金を稼ぐ」ことだったからにほかならないです。
情報発信が目的だったのなら、何があっても記事を書き続けるはずですから。
稼ぐためのブログの作り方
まず、稼ぐためにブログを始めたのなら、稼ぎ方は無数にあることを理解した方がいいです。
そもそもアドセンス広告も数ある広告媒体の一つですから。
ブログというと自分の実体験を綴るというイメージになりがちですが、その考え方から整理しましょう。
ブログ構築でよく使われるワードプレスは、今ではサイト構築ツール(CMS:コンテンツ管理システム)として認知されているツールです。
ちょっとした企業サイトやEC(販売)サイトも作ることができる高機能なツールです。
その機能の範囲で何ができるかをまず考えるべきです。
物販まで考慮するとリアルビジネスにまで話が広がってしまうので、あくまで広告収入の範囲で考えることにしますが、そうなるとアフィリエイトですね。
ブログで稼ぐならアフィリエイト
アフィリエイトは自分のブログに広告を掲載して、その商品が購入されるなどの成果があったときに報酬が支払われます。
アドセンスのようなクリック課金型の広告より成約のハードルが高い分、1件あたりの報酬は比較にならないぐらい高いです。
1件あたり数百円から数万円まで。
そういったアフィリエイト広告を中心にしてブログを作ります。
言い方は露骨になりますが、
アフィリエイト広告をクリックさせる、成約させるためのブログ
を作るわけです。
自分で使ったことがあるものがアフィリエイトできれば一番いいですが、使ったことがない商品(商材)も必要に応じて紹介します。
嘘を書いてはいけませんが、どんなものかわからなければ調べて紹介します。
そうして作ったブログに検索エンジンやSNSからアクセスを流して、成約を集めるわけです。
この流れの中でアドセンス広告の存在は、あってもなくてもいいおまけ的な存在になります。
アフィリエイトブログを作る上での注意点
売り込みを意識しすぎない
アフィリエイトブログは「稼ぐため」のブログですから、どうすればたくさん売れるのか一生懸命考えて運用します。
記事の質は高ければ高いほど、記事の数は多ければ多いほど良いと一般的に言われています。
ただそこでアフィリエイト商品を売り込みすぎると逆に売れません。
基本的にブログの訪問者は「情報を得たい」と思って訪問していて「買いたい」と思っているわけではありませんから。
それに、仮に「買いたい」と思っていても押し売りされたら消極的になります。
洋服屋さんの店員さんがプッシュしてきたら引いてしまうのと同じ理屈です。
さりげなく「こんな商品もあるよ」「これいいよ」と紹介するようなスタンスが一番販売に結びつきます。
YMYLに近寄らない
YMYLとは「Your Money Your Life」の略で、ユーザーの金銭・生命に重大な影響を与える可能性があるトピックのことです。
間違った情報が流れてしまうとまずいということで、Googleが検索順位を操作して権威のあるサイト(学校、病院、政府、役所等)を優先表示します。
※YMYLについては別記事で整理する予定です。
こういったYMYLネタに個人ブログが参入しても、検索エンジンからの流入が見込めないので、ブログを基点とするアフィリエイトを行うなら避けた方がいいです。
※SNSを絡めていけば戦いようはあるのですが、そちらも別の機会で。
他に書き出したらキリがないのですが、最低限これらを気にしておきましょう。
ブログ記事をどれだけ書いても全く稼げない、という悲惨な状況は避けられます。
ブログで稼げるようになってからの展開
少しでも成果が出て来れば、さらに同じテーマでブログを続けるのもいいですが、
- 別のテーマで横展開する
- 外注化で規模を拡大する
といった展開次第で雪だるま式に稼げるようになります。
さらにブログから少し離れてしまいますが、
- アフィリエイトで稼げるようになった経験をコンテンツにして販売する
- セミナーやサロンで顧客を囲い込んで会費を収入にする
といった展開もあります。
ここまでいくと立派な企業家ですけどね。
そこまで考えないにしても、ただ黙々とブログ記事を量産して過ごすのではなく、次の展開、その次の展開を考えながら行動することは大事です。
まずブログについての考え方を変えよう
ブログを始めたことはとても大きな一歩です。
世の中の大半の人は、本業の仕事以外にビジネスなんてやっていないんですから。
でもどうせやるなら、うまく稼げなくて「やっぱりブログなんて稼げないや」と捨て台詞を吐きながらブログから撤退する前に、稼ぐための行動はとってほしいです。
必要なのは、
- 絶対に稼いでやるという強い信念
- いつどのようにどれぐらい稼ぐというビジョン
- 稼ぐための正確な情報
この3つ。
これさえ持っていれば、現時点でIT音痴な初心者でもきっと稼げます。
それがブログ・アフィリエイトの良いところですから。