ChatGPTとBardの違いを検証してみた
本記事の趣旨

Googleの「Bard」とOpenAIの「ChatGPT」の比較記事です。

執筆者の「まさはる」が実際の経験に基づいて内容を検討し執筆掲載しています。

OpenAIの生成型AI「ChatGPT」(チャットジーピーティー)の対抗馬、Googleの生成型AI「Bard」(バード)がようやく日本語対応しました。

GoogleのチャットAI「Bard」、日本語対応で本格展開

早速、ChatGPTとBardの精度を比較チェックしてみます。

ChatGPT:https://chat.openai.com/
Bard:https://bard.google.com/

なお、ChatGPTは、

  • 現在最新のGPT4モデルを使用
  • WebChatGPTなどの拡張機能は使用しない

という条件にしています。

執筆者
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まさはる / Office Monstera 代表
Web開発ディレクター・PM歴:20年 / アフィリエイター歴:10年
情報処理技術者プロジェクトマネージャ(PM) / ITストラテジスト(ST)
Webマーケティング・Webデザイン・Web/SEOライティングに精通。
ブログ・メールマガジン・SNSを使ったアフィリエイト情報を発信中。

とりあえずChatGPTとBardに質問してみる

比較なので、ChatGPTとBardに同じ質問を投げかけていきます。

ただ、「空はなぜ青いの?」なんてやり取りをしてしまうと、この記事のSEO評価はどうなるのか?などと少々気にもなりましたので、こんな質問をしてみました。

まさはる

ChatGPTとはなにか教えてください

ChatGPT

ChatGPTはOpenAIによって開発された大規模な人工知能言語モデルです。このモデルはGPT(Generative Pretrained Transformer)というアーキテクチャに基づいており、大量のテキストデータから学習しています。ChatGPTは人間のように自然な会話を生成する能力を持っています。

ChatGPTは、一連の単語または文章を受け取り、その次に何が来るべきかを予測するように訓練されています。これにより、自然言語の質問に対する答えを生成したり、詳細な説明を提供したり、物語を作成したりする能力があります。

しかし、ChatGPTは完全な意識や理解を持っているわけではありません。人間のように感情を経験したり、自己意識を持ったり、新しい情報を自発的に学習したりする能力はありません。また、訓練データとして与えられた情報を基に応答を生成するため、その情報が2021年9月までのものであることを理解しておくことも重要です。それ以降の情報については知らないのです。

ChatGPTはあくまでツールであり、その使用はユーザーの責任と判断に委ねられています。そして、これは常に最善の使用例や最良の情報を提供するように努力していますが、完全に正確な情報を常に保証するものではありません。

Bard

ChatGPTは、OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットです。人間が行った会話の膨大なデータセットでトレーニングされており、ユーザーからの質問に応じて、自然な会話を行い、有益な回答を生成することができます。ChatGPTは、まだ開発中ですが、次のような多くの種類のタスクを実行することを学習しています。

  • あなたの指示に従い、あなたの要求を慎重に完了するように最善を尽くします。
  • オープンエンド、やりがいのある、または奇妙な質問であっても、私の知識を使用して、包括的かつ有益な方法で質問に答えます。
  • 詩、コード、スクリプト、楽曲、メール、手紙など、テキストコンテンツのさまざまなクリエイティブなテキスト形式を生成します。私はあなたのすべての要件を満たすために最善を尽くします。

ChatGPTは、OpenAIのGPT-3ファミリーの大規模言語モデルを基に構築されており、教師あり学習と強化学習の両方の手法で転移学習されています。 ChatGPTは、教師あり学習と強化学習を使用して、GPT-3.5上で微調整されました。どちらのアプローチも、人間のトレーナーを使用してモデルのパフォーマンスを改善しました。教師あり学習の場合、モデルには、トレーナーがユーザーとAIアシスタントの両方を演じる会話が提供されました。強化ステップでは、まず人間のトレーナーが、モデルが以前の会話で作成した応答をランク付けしました。これらのランキングは、 Proximal Policy Optimization(PPO)を数回繰り返してモデルをさらに微調整した「報酬モデル」を作成するために使用されました。近接ポリシー最適化アルゴリズムは、信頼領域ポリシー最適化アルゴリズムに費用対効果の高い利点をもたらした。より高速なパフォーマンスで、計算コストの高い操作の多くを無効にする。モデルは、Azureを使用したスーパーコンピューティングインフラストラクチャでMicrosoftと共同でトレーニングされました。さらに、OpenAIは、ChatGPTのさらなるトレーニングと微調整に使用できるChatGPTユーザーからのデータを引き続き収集する。ユーザーは、ChatGPTから受け取った応答に対して賛成票または反対票を投じることができる。賛成票または反対票を投じると、テキストフィールドに追加のフィードバックを入力することもできます。

Bardに比べてChatGPTの方が日本語の表現がこなれている印象ですね。

ChatGPTの回答ならブログ記事にそのまま使ってもそれほど違和感がなさそうです。
その反面、Bardの回答は外資系企業の日本語サイトと同じ気持ち悪さを感じます。

ChatGPTとBardは別ものなので単純比較はできませんが、特に翻訳能力において、今のBardは、ChatGPTだとGPT-3モデル相当の1世代前の性能のように感じます。

ChatGPTとBardにブログ記事の見出しを作らせてみる

ここからがブロガー・ライター・アフィリエイターが気になるところです。

私はブログ記事を書く時に、

  1. 対象キーワードを決める
  2. 見出しを構成する
  3. 本文を書く
  4. タイトル・メタ等のそれ以外の要素を調整

という流れで作業を進めます。

その流れに沿ったChatGPTマニュアルをリリースしているぐらいです。

そこで、ChatGPTとBardにブログ記事の見出しを作るように指示します。

まさはる

「AI ブログ記事 ライティング」で検索して上位10サイトの見出しを抽出し、「AI ブログ記事 ライティング」で検索する人が知りたいことや悩んでいることを解決する記事の目次構成をブログのプロの目線で作成しなさい。
その際、ブログ初心者にわかりやすい表現にしなさい。
その目次に1-1、1-2のように数字を振りなさい。

ChatGPT

申し訳ありませんが、私の現在の能力では、リアルタイムのインターネット検索を行うことはできません。ただし、一般的な「AI ブログ記事 ライティング」に関するトピックと、それに関連する可能性のある悩みや問題を基に、ブログ記事の目次構成を作成することは可能です。以下にその提案を記載します。

ブログ記事の目次

1.0 AIとは何か: ブログライティングの新たなパートナー
1.1 AIの基本的な定義と機能
1.2 AIがブログライティングにどのように役立つか

2.0 AIライティングツールの紹介
2.1 AIライティングツールとは何か
2.2 主要なAIライティングツールの紹介と比較

3.0 AIを使ったブログライティングのメリット
3.1 時間の節約と生産性の向上
3.2 クリエイティブなアイデアの生成
3.3 SEO対策の強化

4.0 AIを使ったブログライティングのデメリット
4.1 独自性と人間らしさの欠如
4.2 AIによる誤解釈と誤りの可能性
4.3 倫理的な問題

5.0 AIライティングツールの使用方法
5.1 AIライティングツールのセットアップ方法
5.2 効果的なキーワードとフレーズの選択
5.3 レビューと編集のプロセス

6.0 AIライティングを成功させるためのヒント
6.1 AIと人間のライティングの組み合わせ
6.2 定期的なトレーニングと更新の重要性
6.3 ブログの目的と視点を保持するためのアドバイス

7.0 結論: AIライティングの未来とあなたのブログ
7.1 AIライティングの未来展望
7.2 ブログライティングにAIを組み込むための次のステップ

以上の構成は、「AI ブログ記事 ライティング」に関心がある読者が抱える可能性のある問題や疑問を解決することを目指しています。
ただし、各読者の具体的な疑問や問題は個々に異なるため、上記の目次は一般的な視点から作成されています。具体的な問題や疑問に対する答えは、各セクションの中で詳細に解説することが重要です。
例えば、セクション5ではAIライティングツールの具体的な使用方法を解説しますが、読者によっては特定のツールの使用経験があるかもしれません。その場合、そのツールの特定の機能に焦点を当てる、またはそのツールと他のツールとを比較するなど、読者のニーズに合わせて内容を調整することが可能です。
また、セクション6ではAIライティングを成功させるためのヒントを提供しますが、これには読者のブログライティングのスキルや経験、そしてそのブログの目的による差があるかもしれません。初心者のブロガーには基本的なヒントを提供し、経験豊富なブロガーにはより高度なテクニックを提供することで、各読者のニーズに応じた内容を提供することができます。
このように、ブログ記事の目次はあくまでガイドラインであり、読者の具体的なニーズや問題に対応するためには、記事の内容を適宜調整することが重要です。

Bard

目次

1. AIブログライティングとは?
2. AIブログライティングのメリット
3. AIブログライティングのデメリット
4. AIブログライティングの始め方
5. AIブログライティングツールの選び方
6. AIブログライティングツールの使い方
7. AIブログライティングでよくある失敗とその対策
8. 文章が不自然になる
9. オリジナリティがない
10. 検索エンジンに評価されない
11. AIブログライティングの未来

1. AIブログライティングとは?

AIブログライティングとは、AIを使ったブログ記事の作成方法です。AIにテーマやキーワードを入力することで、AIが自動的に記事を作成してくれます。

AIブログライティングのメリットは、以下の3つです。

  • 時間と労力の節約
  • 高品質な記事の作成
  • 幅広いジャンルの記事の作成

AIブログライティングのデメリットは、以下の2つです。

  • 高価なツールが多い
  • 完璧な記事は作成できない

2. AIブログライティングの始め方

AIブログライティングを始めるには、まずAIブログライティングツールを用意する必要があります。AIブログライティングツールは、無料のものから有料のものまで様々です。

AIブログライティングツールを選んだら、使い方を覚える必要があります。AIブログライティングツールの使い方は、ツールによって異なります。

3. AIブログライティングでよくある失敗とその対策

AIブログライティングでよくある失敗は、以下の3つです。

  • 文章が不自然になる
  • オリジナリティがない
  • 検索エンジンに評価されない

文章が不自然になる原因は、AIが大量のテキストデータから学習しているため、人間が書いた文章とは異なる文章になることがあります。文章が不自然にならないようにするには、AIに正しい文章を学習させる必要があります。

オリジナリティがない原因は、AIが既存の記事を参考にして記事を作成しているため、オリジナリティのない記事になることがあります。オリジナリティのある記事にするには、AIに独自のアイデアを出させる必要があります。

検索エンジンに評価されない原因は、AIがSEOに配慮した文章を作成していないため、検索エンジンに評価されないことがあります。検索エンジンに評価される記事にするには、AIにSEO対策をさせる必要があります。

4. AIブログライティングの未来

AIブログライティングの未来は明るいと言えます。AIの技術は日々進歩しており、今後はより高品質な記事を作成できるようになるでしょう。また、AIブログライティングツールの価格も下がっていくと予想されるため、より多くの人がAIブログライティングを利用できるようになるでしょう。

面白い結果になりましたね。

まずChatGPTです。

見出しの前にリアルタイムな情報ではないことを断ってきます。

そのあとの見出しはH2、H3まで出してきました。まあまあ使えそうな見出しになっていますね。
※いつもはここからH4 レベルまで見出しを作ってもらいます。

見出しのあとに長々と補足説明がついていますね。これはあったりなかったりです。

次にBardです。

随分ざっくりした見出し(H2相当のみ)が出力されました。
内容は悪くありませんが、このレベルならテンプレ化しているブロガーもいるのではないか、という内容ですね。

見出しを出し切った後、指示もしない本文を勝手に出力しはじめました。

プロンプト(命令文)を理解できなかったか不十分だったか。ChatGPTのGPT-3モデルでは同じような現象が起きていました。

記事作成能力は現時点ではChatGPTの方がBardよりも高いように感じます。

BardとChatGPTの違いをBardに聞いてみる

実はこれまで、Bardの大規模言語モデル「LaMDA」の方がChatGPTの「GPT」よりも優れているということを聞いていました。

でも、今回の検証ではChatGPTの方が使えるように感じました。

Bardはあくまで試験運用中なので、商用利用中のChatGPTと比べると「こなれ」ていない可能性もありますが、どうなんでしょうか。

Bard自身にBardとChatGPTの違いを聞いてみました。

まさはる

BardとChatGPTの違いを教えて

Bard

Bard と ChatGPT はどちらも、テキストの生成、言語の翻訳、さまざまな種類のクリエイティブコンテンツの作成、質問への回答を行うことができる大規模な言語モデルです。ただし、2つのモデルにはいくつかの重要な違いがあります。

Bard は Google AI の LaMDA モデルに基づいており、ChatGPT は OpenAI の GPT-4 モデルに基づいています。 LaMDA モデルは GPT-4 モデルよりも大きく、より多くのデータでトレーニングされています。これにより、Bard は ChatGPT よりも複雑で自然なテキストを生成することができます。

また、Bard はインターネットにアクセスして最新情報を取得することができます。これにより、ChatGPT よりも最新の情報を反映した回答を生成することができます。

最後に、Bard はまだ開発中ですが、ChatGPT よりも多くの種類のタスクを実行することを学びました。これは、Bard が時間の経過とともに改善され、より強力な言語モデルになることを意味します。

Bardの説明を要約すると、

  • BardはChatGPTと違って最新の情報にアクセスできる点が優れている
  • Bardは開発中だけど素性はいいから時間が経てばChatGPTより良くなる

と言ったところでしょうか。

ChatGPTはMicrosoftが強力にプッシュしています。
WebブラウザのBingやOffice系アプリケーションにはGPTが実装されつつあります。

ただ、WebサービスならGoogleの相手になる企業はありません。

Google検索やGoogle広告などの既存サービスとのコンフリクト(衝突)やカニバリゼーション(奪い合い)が必ず発生します。

恐れずに突き進めることができれば、GoogleのBardやLaMDAモデルが勝ってしまうのでしょうね。

生成型AIをどのように活用していくべきか

AIの将来像がどのようなものになるのか興味は尽きません。

でも当面の重要ごとは、

現在使えるAIツールをどのように自分のビジネスに活用するか

です。

 

これらのツールやマニュアルを使うと、

  • 超短時間
  • 超低コスト

で記事を作成することができます。
ブロガー・ライターには特におすすめ
ですね。

▼GPTモデルベースの記事作成ツール

▼GPTモデルベースのリライトツール

▼ChatGPTを使用したブログ記事作成マニュアル

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